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第2回
外国人の被告人
皆さん。傍聴に行ってますか?
ワタクシは毎週最低でも1回は行くように、
というより仕事ですから頑張って傍聴しています。
いつも残念というか、記者として時間の無駄になることを
悔しく思うのは、
裁判の予定用紙には罪状しか書いてないことなんですね。
だから、内容まではよくわからない。
新聞の記事としてネタになるものか、全然ダメか。
で、ふらりと先日入ったのが
外国人の強制ワイセツ事件の法廷。
開廷5分前にフラリと入ったら、既に被告人は着席。
これが、ワタクシよりもデカイ黒人男性で、
いきなりギロっと睨まれました。
一般の待合室に背の高い美人がいたので
誰なのかなぁ、と思っていると、
その黒人男性の奥様のようで、
情状証人として出廷したようです。
本来なら、その日のうちに
この美しい奥様が「いい人なんです」と
情状酌量を求めるのですが、
その日は遅々として裁判が進まない。
というもの、外国人の場合はその国の母国語の通訳をつけて
裁判を受ける権利があるようで、
いちいち通訳していくわけです。
それでも罪を素直に認めればいいのですが、
この黒人男性が
「俺は,無理やりやったわけではない」
と言い出したから、さあ大変。
事件の概要は、アフリカ某国の大使館に勤めていた被告人が
パーティで知り合った女性を自宅に誘い込み、
やろうと思ったら生理だと言われたため、
自分の一物を女性の顔の前に出し、
「しごけ」
と命令し、
顔などに押し付けた、というもの。
で、ラストは被害者の手のひらに射精した
という
強制ワイセツ容疑です。
母国語はどうやらフランス語なのですが、
その通訳の60歳以上と思われる女性通訳が、
局部などを含む猥褻語をどう訳していいのか
悩んでいるようなのです。
(フランス語の知識があったら面白かっただろうなぁ。
嗚呼、勉強って大切ですね)
法廷の面白いのは、ずごく勉強の出来そうな
女性検事(まあ,司法試験合格者ですからね)
がパンティのなかに指を入れ、とか、
陰部をまさぐりとか冒頭陳述で言うんですね。
(先日は法廷にはにつかわない「おまOO」という
表現まで女性検事の口からでました)
そのワイセツ語が出る度に、
通訳が口篭もるものだから、進まない。
結局、この手の裁判は1時間程度で結審して、
次回判決なのですが時間切れで持ち越しになりました。
美人の奥様ですが、妊娠8ヶ月だそう。
お腹が大きかった。
うーん、どうするんでしょう。
被告人は
大使館も首になっちゃたみたいだし……。
裁判を傍聴すると、
人生のなんたるかを考えてしまします。
フランス語を勉強しておけば、面白かったのに、と。
え、違う?
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