雑文魂(C)しまはるよし


第10回公判

裁判所の権威は?

夏の裁判所は困ったことになっています。

金曜日に殺人の傍聴にいったのですが
時間ギリギリにいったら、なんと入れない。
満員なのです。


1階でやたらと制服姿の女子高生やら
学生風の若者を見たので、
ひょっして


今、裁判傍聴がブームなのか!


ワタクシが仕掛け人か!


と思ったら、
単に学校やら大学の宿題かなんかで
傍聴に来ているんですね。


もう、地裁全体が混み合っている状態。


特に金曜日はオウム関連の
(早川死刑判決のニュース)裁判があり
非常に混み合っておりました。


結局、傍聴しようと思っていたものが
全然見れなかったのです。

うまく時間をつなぐために、
しかたなく、1階のカウンターで
裁判予定表を閲覧しようとすると、

これも長蛇の列。


女のコのふたり組が

「ねえ、どれみる」
「やっぱり、刑事じゃない」
「えー民事も面白そうじゃない」
と言う始末。

もはや映画館です。

帽子を深深とかぶり、
制服をキチッと来こんだ職員さんも

「すみませーん、この続とか新って何のマークですか?」
(続は継続中の意味で第2回以降のもの、新は第1回公判で
冒頭陳述をやりますので、事件のあらましがわかります。
2回以降の裁判だとイマイチ内容がわからない場合が多いです。
映画や舞台でいえば、途中から入ったような感じです)
などの質問対応に追われています。


ようやく、覚せい剤取締法違反で
空席を見つけて傍聴。
(この被告人ギャルがマジでかわいかったので、いずれ)

しかし、その法廷も開廷すると
すぐに満員となり、
傍聴ルールのわかっていない
バカ学生が、扉を開くなり

「あんだよ、満タクじゃん!」


とデカイ声を出し、
即効で退室させられていました。

傍聴を終わって次の法廷に急ぐと
すでに、
開始5分前で残念ながら満席。

あぶれた男子学生たちが、
もう地べたに座り込んでいる状態。
裁判所の権威もなにもなし。

しかたなく判決2本が連続する
法廷に急ぐと10分前で
どうにか席を確保。

強制わいせつ事件の判決なのに
ルーズソックスを履いた
制服姿の女子高生が1列ずらり。

しかも、この被告人(懲役1年執行猶予3年でした)
が女子高生に電車内で痴漢を働いたやつ。

裁判長が理由のなかで女子高校生を前に、


「およそ40分間にもわたりブラジャーのカップをずらし
左手で乳房をもてあそび、さらに、パンティのなかに
手をいれ陰部をもてあそぶなど、犯行は卑劣でありーー」



というわけですから、ある意味これも猥褻です。


帰りのエレベーターのなかで一緒になった女子高生たちは


「あの人、もう帰れるんだね。
さっき手錠はめられなかったもん」


「でも、触られたコもイヤって言えばいいのに」

「ねぇ、示談っていくらもらったのかな」


「あ、そうだね」

「私も痴漢にあったら裁判にしよう」


おいおい!


学校の先生にいいたいのは、
裁判傍聴を宿題にするのは
止めてください。

自発的に傍聴にくる学生だけにしてもらいたい。

商売で傍聴する
ワタクシが困るんです。

それと、
制服で傍聴にくる女子高生たち!
君たちに見られる被告人の
気持ちを考えてあげないさい。


帰りにまた犯罪を犯す
可能性もあるんだぞ。

今回の教訓は
6月ごろには
絶対に性犯罪を犯さないこと。

夏休み中の裁判所の傍聴席は




制服姿のギャルで溢れているぞ!

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