雑文魂(C)しまはるよし


第11回公判

アダルトネットの男


罪状から事件の内容を判断できたら、
裁判傍聴はどんなに楽かと思います。

裁判所も予定表に
「殺人罪ー32歳男性が24歳の愛人を
包丁で刺殺。その愛憎とは」

なんて書いてくれたらわかりやすいのですが。

つまりは冒頭陳述を気かなければ、
事件の内容はわからないのです。

先日、傍聴したのが猥褻物陳列罪。

この罪状をみれば、
「これは、陽気がよくなったんで
フルチンで公園を走ったやつかもしんない」
と思いません?

まあ、被告人が男性だったので
妙な期待はしなかったんですが、
この被告人、
ネットで猥褻画像を公開していた罪でした。

不特定多数の人間に猥褻画像を見せた、
という罪ですね。

6ヶ月間の開設で17万ヒット。

バナー広告で80万円の収入があったそうです。
(うらやましい)


でも、この被告人、一応、
モロ画像はダメだと
思ってマスク処理をしてたそうなんです。

でも、今の法律だとマスクはネット上にあるフリーソフトで
簡単に取れるため、ダメなんだそう。

しかも、700枚ほどあった画像のうち3枚には
貼り忘れていたそうです。

検察もよく貼り忘れの3枚を見つけたものだなぁ、と。
けっこう見るのも辛いとおもうんですけどね。


{今、別の仕事で、あくまでも仕事で
アダルトサイトを見て回っていますが、
う〜ん、この被告が逮捕されるなら、
同様に逮捕されそうな
サイトってのはたくさんあります。
一応アダルト画像を掲載する場合、
それによって収入を得る(会員ページとかね)と
もう、風俗営業の届け出が必要なんだとか。
(お金を取らなければいいようですけど)



で、証拠として
その画像が貼られた書類を
提出したのですが、
これが30センチ以上の厚さ。
証拠書類をつくるのも大変だぞ、
これは、と思いました。

まあ、被告人は保釈にもなっていて
当日は小奇麗なスーツで出廷。

とあるモミパブの店長さんだそうです。

ところが経歴が変わっていまして、
某有名電気メーカーにSEとして
入社してるんですな。

「でも、自分の人生に後悔したくない」
と退社。

その後、何故か吉原のソープに就職するわけです。
その後は風俗業界ばかり。

さすがに裁判長も
「せっかくそういう技術があるのだから
もっと堅気な仕事に就いたらどうですか?」
と質問していましたが、


「自分的には今も仕事も前の仕事も変わりないと
思っています」

と明瞭にいうわけです。

たしかに職業に貴賎なし。

被告人の言うことが正しい。

でも、心象は悪くなったかもしれません。

恐らく、保釈が認められている点から
執行猶予はつくでしょう。
でも、罰金刑にはなるでしょうね。

この裁判で思ったのは
警察がその気になったら
アダルトサイトはどんなものでも
検挙される可能性がある、
ということ。

例え、他のサイトから集めてきた画像でも
未成年的なのはヤバイし。
まだ、平気でコギャル画像とかやってますけど、
児童ポルノを取り締まる法律
がありますからね、すでに。

この季節、拘留されるのは
辛いとおもいます。まじで。

下手をすれば
このHPでもワタクシは捕る可能性だってーー。

そしたら本当に
「裁判所で会おう」

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